【感想】劇場版SHIROBAKOを観て生きていく意味を知った
こんにちは。市ヶ谷です。
皆さん劇場版SHIROBAKOはご覧になったでしょうか?
某ウイルスの影響で不要不急の外出は控えるべきだと思いますがこの映画は命を投げうってでも観に行く価値がある映画になっております。
※ちょっとでも体調が悪いと思ったら外出はしないようにしましょう
今回はこちらの映画の感想をだらだらと拙い文で書いていきます。
感想に行く前に
アニメ版を見たことない人でも劇場版は楽しめるのかどうか問題ですがおそらく見ている、いないとでは面白さが段違いかと思います。出てくるキャラクターがどういう人間なのかというのはほとんど深く説明してくれないですし、登場するキャラクターがめちゃ多いです。ちなみにアニメ見たけど昔過ぎて忘れたなぁという人は一番いいかもしれません。この人いたいた!!!ってなって最高です。
以下ネタバレ注意です
と、言ったはいいものの感想らしい感想は自分には書けません。物語の中に込められているメッセージを考察して書きつつることはできないですし、それは歴戦のアニメ感想記事を書いてる人たちに任せます。
この記事では自分が劇場版SHIROBAKOを観て、よかった…最高だった…と思うことを書きます。Twitterでは文字数が足らんのじゃ
あらすじ
いつか必ず何としてでもアニメーション作品を一緒に作ろうと、ひょうたん屋のドーナツで誓いを立てた上山高校アニメーション同好会の5人。卒業後それぞれがそれぞれの場所でアニメーション制作に携わっていく。宮森あおいは「えくそだすっ!」「第三飛行少女隊」の制作を経て、少しずつ夢へ近づきつつ、徐々に自分の本当にやりたいことを考え始めていた。
あれから、4年。日々の仕事に葛藤しながら過ごしていたあおいは朝礼後、渡辺に呼ばれ新企画の劇場用アニメーションを任されることになる。しかし、この企画には思わぬ落とし穴があった。今の会社の状況で劇場用アニメーションを進行できるのか?不安がよぎるあおい・・・新たな仲間・宮井 楓やムサニメンバーと協力し、完成に向けて動き出す。果たして、劇場版の納品は間に合うのか――!?
時間設定が現実とリンクしていてアニメ放送から4年後の物語になっています。
映画序盤はマジで暗い。というか観ていて悲しくなります。
武蔵野アニメーションの現状や、宮森の生活状況とか、アニメ作るのってやっぱ大変なんだなと伝わってきます。
『好き』を仕事にする大変さ 『好き』だけではダメなんだという言葉が作中にもたびたび出てきました。
フィクションなのだからもっと優しくしてほしいものですがとにかく容赦がありません。
ただそんな暗い序盤で現れた一筋の光『宮森のミュージカル』
これがまたたまらく良い。映像の内容はなんか病気の時に見る夢みたいなのですが、アニメを作らなきゃと決意する感が伝わってきました。
作って終わりではなく、作り続けることが大切なんですよね
ただ客観的に見るとマジで宮森やべーやつなんだよね。。。
(僕はSHIROBAKOで宮森が一番好きです)
そこから流れが変わり、ムサニメンバーが再集結していくのは何とも言えない気持ちになりました。矢野さんが出てきたときはやっぱこの人がいないとなぁとなりました。矢野さんマジでかっこいい
あらすじでも書かれていますが、新キャラの宮井楓は映画を観る前と観た後では印象が180度変わるキャラでした。
というか登場して数分でこの人いいキャラしてる…ってなったんですけどね。
宮森と軽い食事の体で酒を飲みまくり3次会までして愚痴を言い合って仲間になる。
即落ち4コマみたいですきです
ただひとつもったいないなと思ったのがそれ以降の出番がまぁ少ない。宮森とともにげーぺーうーに乗り込むときに目立ったくらい。キービジュに大きく映ってるし、声優あやねるだしもう少し目立たせてあげてもよかったのにと思いました。
目立っていないでいうと宮森以外の七福神メンバー4人ももう少しでてきてもよかったかも。ただ2時間という尺であれば十分だったともいえるような気もしますが。。。
ただ彼女たちもしっかり成長しているのがいいですよね。ずかちゃんが後輩声優にアドバイスするシーンとか
そして今回の裏主人公と言っても過言ではない遠藤さん。この人ほんっとうに今回目立っていた。奥さんの魅力もあったのでしょうか完全に少年漫画なら主人公ですこの人。瀬川さんと格ゲーして言い合いするシーンとかもうよくあるやつやん!!ってなります。ちなみに遠藤さんの奥さんの話でおそらく1時間は語れるので誰か遠藤さんの奥さんはなぜあんなに聖母のような人なのかについて語りましょう。
劇中劇であるSIVAのラストとかあのシーンだけで感動できるのはすごいです。
あのきついスケジュールの中で劇場版を完成させただけですごいのにあのラストの改変は制作側の覚悟が見えました。そこで終わらすのもまたかっこいい。その後のグタグタはない方がいいですよね。
主題歌の『星を集めて』もまたいいんだこれが
エンドクレジットと一緒に流れるキャラクターたちの姿が最高です。
まとめ
今回の映画で生きてく上で仕事とは何かを考えさせられた気がします。
僕は今絶賛就活中でまだ社会には出ていません。仕事をして食べていくことがどれほど大変なのかということについてはわかりません。もちろんこの作品はフィクションですし、全部が全部リアルのアニメーション制作の仕事とは言えないでしょう。今回描かれた以上に大変なことが山ほどあると思います。そうした中でアニメーション制作に関わるために覚悟が必要だと伝えてくれる作品だったと思います。
もちろんこれは他の仕事、ないしは生きる上でも関わってくると思います。人生は楽しいことだけではない、辛いことも山ほどある。けれど進むしかない。自分がやるしかない。そんな真っすぐでどストレートな言葉で元気を貰えた気がします。
ありがとうSHIROBAKO 僕頑張るよ